So-net無料ブログ作成
検索選択

柞刈湯葉 『横浜駅SF』 [SF・ミステリ バカ系]

横浜駅の拡大がエスカレートする話かと思ったら、本州いっぱいに広がった後の話だったので
まずそこに驚いた。

タイトルや出版元から本格的SFではないキワモノかと予想していたが、
なかなかどうして、ちゃんとしたSFだった。
山田正紀やかんべむさしが若手だった頃の
楽しく読める良いSFに似た手触りだ。

横浜駅SF (カドカワBOOKS)

横浜駅SF (カドカワBOOKS)

  • 作者: 柞刈湯葉
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/12/24
  • メディア: 単行本



タグ:柞刈湯葉
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

羽田圭介 『成功者K』 [その他の本]

初羽田圭介。
メタフィクションなのだろうか。

淡々と進行していくので落とし穴があるのではと身構えながら読んだ。
大どんでん返しがあるのでは、後味が悪いと嫌だなあと思いながら。

まあ、後味は悪くなかったので良かった。
たぶん他の羽田作品とは傾向が異なるだろうから
今後、羽田圭介を読むかどうかは微妙。

成功者K

成功者K

  • 作者: 羽田圭介
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2017/03/09
  • メディア: 単行本



タグ:羽田圭介
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

レーモン・クノー 『文体練習』 [その他の本]

どんどん読める実験小説。

一般に、実験的な小説の欠点は読み進めにくいことだ。
新しいアイディアに出会い頭を使うので、それは仕方ない。

これは、すらすら読めて良かった。
一方、書くのも訳すのもたいへんだったろう。
頭が下がる。

文体練習

文体練習

  • 作者: レーモン クノー
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 1996/11
  • メディア: 単行本



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』 [SF・ミステリ バカ系]

実験文学者が書いたヘンテコミステリー。
脱線ばかりで、そのうちの何ヶ所かがまあまあ面白い。

麗しのオルタンス (創元推理文庫)

麗しのオルタンス (創元推理文庫)

  • 作者: ジャック ルーボー
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2009/01/28
  • メディア: 文庫



タグ:ルーボー
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

木下古栗 『生成不純文学』 [その他の本]

短編集。
最初の一編は嫌悪感をもよおす人も多いだろう。
他の三編は問題ない。
特に最後の表題作は、もう一歩で傑作といえる。素晴らしい純文学。

生成不純文学

生成不純文学

  • 作者: 木下 古栗
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/02/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



タグ:木下古栗
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

アルフレッド・ベスター 『破壊された男』 [SF・ミステリなど]

1953年の名作。昔、別の訳で読んだもの。
いろいろと古びた点はあるが、犯行が行われる章やラス前の章などいくつかの場面はたいへん迫力がある。
伊藤典夫の訳にほとんど問題はないが、以前読んだ訳の
「もっと引っ張る、いわくテンソル」の名フレーズがないのは残念。

破壊された男 (ハヤカワ文庫SF)

破壊された男 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: アルフレッド・ベスター
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/01/07
  • メディア: 文庫



タグ:ベスター
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

ジャック・ルーボー 『ジャック・ルーボーの極私的東京案内』 [その他の本]

紀行文なのか詩なのか詩についてのエッセイなのか。
変な本。

ジャック・ルーボーの極私的東京案内

ジャック・ルーボーの極私的東京案内

  • 作者: ジャック ルーボー
  • 出版社/メーカー: 水声社
  • 発売日: 2011/07
  • メディア: 単行本



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

有栖川有栖 『狩人の悪夢』 [SF・ミステリなど]

読み終わった後でしばらく考えて納得したが、解決部分で犯人の心理を追うところが複雑で理解しにくい。
それを除けば言うことなし。良いミステリー作品をありがとう。
狩人の悪夢

狩人の悪夢

  • 作者: 有栖川 有栖
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/01/28
  • メディア: 単行本



タグ:有栖川有栖
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

貫井徳郎 『ドミノ倒し』 [SF・ミステリなど]

初貫井。事前情報無しで読んでみた。

たよりない主人公とマヌケそうな登場人物、変な話だと思って読み始めた。変な話なので、
途中で、貫井作品中でどの程度の評価なのか気になりamazon の評価点数のみ見たら、超低評価。

読み終わって考えたのは以下の通り。
真相の非現実性に腹を立てた人が低評価をしたのだろう。
私は、そこは気にならないので、悪くないと思った。

筒井康隆あたりが書いていたら、絶賛されたのではないか。

ドミノ倒し (創元推理文庫)

ドミノ倒し (創元推理文庫)

  • 作者: 貫井 徳郎
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2016/06/22
  • メディア: 文庫



タグ:貫井徳郎
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

山田正紀 『屍人の時代』 [SF・ミステリなど]

傑作。連作短編集。
見逃さないで良かったぁ。文庫書き下ろしでひっそり?と発表されているんだもの。

謎が提示され、解決に至るミステリーであるが、
零戦、啄木の詩、二十面相、流氷の海と海獣、その他、魅力的な題材が散りばめられ、
昭和の初期を奥行き深く描いている。それでタイトルが『の時代』となったのだろう。

ベテラン山田正紀に何度目かの全盛期到来か?

屍人の時代 (ハルキ文庫)

屍人の時代 (ハルキ文庫)

  • 作者: 山田 正紀
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2016/09
  • メディア: 文庫



タグ:山田正紀
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: